事例研究&コラム
ご自宅が競売になってしまう前に回避してください!
運営者について
住宅ローンの支払が難しくなった方向けのコンテンツが中心のサイトになります。
サイトを運営しているのは、競売物件を専門に取り扱っている不動産会社(会社概要)で競売を乗り越えて、ゆとりある生活をスタートするためのサポートをしております、株式会社ミライエ 東金相談所 代表の田中勝が運営しています。
弊社では住宅ローンの滞納や多重債務等の金銭的な理由によって、ご自宅が裁判により差し押さえられてしまい競売にかかってしまった方への、任意売却(競売よりも有利な条件での売却)やリースバックのサービスを提供しています。
適切な対応で過半数の競売は事前に(競売になる前に)回避できると考えています。
本サイトでは過去の事例を(個人の特定ができない範囲で)公開することで、住宅ローンの支払のお困りの方やご自宅が競売の危機に瀕している方の参考になるコンテンツを提供していきます。
まだ住宅ローンは滞納していないが今後の支払いが厳しい方へ取るべき対応には下記の行動がありますが、何よりも決断と行動力が明るい未来に歩みを進める原動力になります。
競売にかかってしまう前に回避すべき理由
それは競売申し立てされてからよりもその前に解決するほうが楽で簡単な場合が多いからです。
債権者(貴方にお金を貸している金融機関など)が裁判所に貴方の不動産に対して競売申し立てをするのは予納金(競売手続きをする際の現況調査手数料や評価料、売却手数料などの支払いに充てられる費用)という名目で80万円(請求債権額が2000万円未満)から200万円を(請求債権額が1億円以上)の裁判所に納める必要があります。
納めた予納金は債務(借金)に上乗せ追加されてしまいますので、競売になってしまった段階で最低でも80万円の債務が増えてしまう事になるからで、競売になった段階で債務額が増加してしまうわけですから解決がより難しくなってしまうという事になります。
住宅ローンの支払が厳しくなったら取るべき行動5選
金融機関(借入先)の担当者に相談する
この際にできるだけ担当者に現在の生活状況を具体的に伝える事が必要です。
収入と支出の状況に併せて今後の見通しを具体的な数値を元に伝えたほうが、相談に乗ってくれる可能性は高くなります。
リ・スケジュールや一時的な支払い猶予などで競売を回避することができる可能性があります。
親兄弟(親族)に相談して助けてもらう
この方法を2番めに持ってきたのには理由があります。
それは住宅ローンの滞納や消費者金融等の無担保ローンの滞納(強制競売)でご自宅が競売にかかってしまった後になって、ご親族に相談(ばれて?)されて援助してもらって競売が取り下げになりましたという事例が意外と多いのが実情です。
先に書きました通り競売申し立てされてしまいますと予納金という名目で借金が自動的に増額されてしまうのですから、最終的にご親族に相談するのならば前段階で相談したほうが支払額が80万円以上少なくなるのですから、恥とか見栄とかプライドですとか色々あるのでしょうが、相談できるご親族がいらっしゃるのでしたら相談するほうが良いと思います。
方法として単にお金を援助してもらうだけでなく、いったん不動産を購入して貰う形を取ってその後は家賃を支払っていくような、助けてくれた親族もメリットが有る形も考えられます。
弁護士の無料相談を利用する
収入額が一定以下の場合(単身世帯で概ね手取り20万円以下)無料の法律相談が利用できます。
相談は3回まで(1回30分)無料で可能ですので利用すべきかと思います。
外部サイト:法テラス(国が設立した法的トラブル解決の総合案内所)
売却する
自宅を売却することで債務を消滅させる事が出来るのであれば良いのですが、多くの場合が自宅を売却しても債務が残ってしまう状態です。(家を失い借金も残る)
そんな場合であっても金融機関に相談することで、自宅を売却して債務を圧縮して残債務については無理のない支払いで再スタートが可能な任意売却で最悪の事態を回避できる可能性は非常に高いのです。
自宅をリースバックする
自宅を売却して売却代金を債務の返済に充当し、売却した物件には家賃を支払うことで住み続けることが可能です。(詳しくは競売とリースバックで住み続ける方法)
詐欺に遭わないようにする
どんな業界でも中には詐欺的行為をする企業はあるもので、それは大企業であっても検査記録の改ざんや原材料の偽装など枚挙すればいくらでも出てくるわけですが、今回のコラムでは競売物件における任意売却での詐欺的行為→続きを読む