家が競売になるとどうなるのか?
裁判所が債権者の申立を認めたら競売決定
住宅ローンの滞納や借入金の返済遅延などに対して債権者が裁判所に競売を申し立てて裁判所が訴えを認めますと競売が開始されます。
開始決定から最終的に所有者が代わって退去しなくてはならなくなるまで決定から7ヶ月前後の期間があります。
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競売を回避(取り下げ)するには?
債務を返済するなど競売を申し立てた相手にお願いして取り下げてもらう事が可能です。
また任意売却を債権者に認めてもらう方法で競売回避することで、債権者、債務者の双方にメリットが有る形で競売を取り下げることが可能です。
他にも無剰余による取り下げといった定められたルールに基づいて自動的に競売が取り下げになる場合があります。
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現況調査(不動産の査定)(開始から約1ヶ月)
裁判所の執行官と提携の不動産鑑定士がやってきて自宅内外の状態を写真撮影したり間取りを確認したりして、価格決定に必要な資料作成の調査を行います。
所要時間は1時間から2時間程度かかる場合が多いようです。
現況調査は事前に通知が有り居住者の都合に合わせて訪問する事になりますが、転居済みで空き家になっている場合や居住者が非協力的な場合は錠前屋さんが一緒に来て鍵を開けて中を調査します。
調査が終わって約一ヶ月後に査定額は出てきます。
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入札開始(開始から約7ヶ月後)
購入希望者の中で一番高い金額を提示した人に落札されます。
新しい所有者が購入金額を支払って所有権が移動したら居住者は出ていかなくてはいけません。
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競売取り下げはいつまでできる?
基本的には入札開始の前日まで可能という事になりますが、いろいろな手続もありますので債権者と交渉したり任意売却で動くなり早い着手が重要になると思います。
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