他人に恨まれるような借金踏み倒しは必ず自分に返ってきます
借金踏み倒しのデメリットと黄金律
概念的な表現になりますが自分がして欲しいと思うことを他人にする、自分がしてほしくないことは他人にしない、みたいな周りとの調律を取ることで自分に良いことがおきますよという解釈を私はしています。
借金踏み倒し
まず合法的に借金を帳消しにする自己破産して免責を受ける法律に則った方法で借金を処分する事と、単に借金を踏み倒すのとは違うという事です。
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他人に恨まれるような借金踏み倒しは必ず自分に返ってきます
お客様が実際体験した話から書きますと、千葉市内でご自宅が競売になった方からの依頼をいただきまして、対応策を考える前に競売になった原因について色々と話を伺いました。
友人の保証人になった事で債務者になった事例
ご相談いただいたお客様は住んでいるご自宅に対して消費者金融から競売申し立てされている状況でしたが、寝耳に水のような話だったようです。
詳しく話を聞きましところ亡くなられたお母様が近所に住む友人の借金の連帯保証人になり、やがてその友人は借金を払えなくなって自己破産されたとの事です。
借金した本人が自己破産してしまいますと債権者は連帯保証人に対して一括返済を求めてきますが、お母様も支払い能力がなくて放置されていたようです。
やがて債務は遅延利息で雪だるま式に膨らんで2千万円程度の借金が2億円を超えている状態でお母様は他界されました。
後の展開は省略しますが他人を連帯保証人にして自己破産したお母様の友人は今も同じ場所に(傍から見る限り)平和に暮らしているそうです。
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必殺仕事人が実際にいるのなら
借金した張本人は自己破産してしまって平和に暮らしていて、相続放棄しなかったために知らぬ間に多額の借金を背負い込んで、住んでいた自宅を競売に取られてしまう相続人さんとしては恨んでも恨み足りないような状態で、必殺仕事人のようなお金で恨みを晴らしてくれる組織があれば間違いなく頼んでいるとおっしゃっていました。
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自己破産にもマナーがあります
年収500万円で高齢で借金が億単位でしたら返済することは絶対に不可能ですから、法律に則った方法で自己破産しないと債権者は償却も出来ず、不良債権を抱えた状態でバランスシートの状態を悪くしますのでケリを付けたほうがお互いにとってメリットが有ると思います。
しかし善意で連帯保証人になってくれた友人がいるような場合でしたら、自己破産して連帯保証人さんに迷惑が行く前に事前に話をしてできる限りの手を打っておくべきだと思います。
他人に恨まれるような行為は必ず後で自分に返って来ますからね。
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