時計の針は戻らない
ご家族の愚痴から
奥様からご主人の愚痴を伺うことがよくあります。(ご主人が奥様の愚痴を言う場合もあります)
競売になったご自宅を任意売却で良い方向に持っていこうとした時に、やはりご家族の協力というのは不可欠ですし、言いたいことをすべて話して頂いてからでないと相手の話が耳に入らないと思いますので、1時間以上も愚痴を聞いていたこともあります。
あの時無理してローンなんて組んで家なんて買わなきゃよかったとか、旦那のギャンブルがとか見栄っ張りだとかとにかく色々出てきます。
けど残念ながらいくら愚痴を言っても時計の針は戻りません。
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アメリカの大富豪の話
ご存知かと思いますがアメリカの富豪と呼ばれる方の多くが過去に破産経験があるそうです。
破産経験以外にも貧しい幼少時代を送った方も少なくないようですが、大富豪になった要因で一番大きいのは過去の破産や失敗経験なのだそうです。
人は失敗からしか学べないと言われますが、これからは借金をしないとかギャンブルから足を洗うとか、見栄を張るのも程々にするとか競売の後ろには必ず学びが有ると思うのです。
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未来を見ることは出来る
1年後の未来に2人の貴方がいます。
一人はホームレスで今日の食事もままならない状態の貴方です。
もうひとりの貴方は裕福ではないまでも満ち足りた生活で月に1度は家族で外食も出来て少ないながらも貯金も始めました。
でどちらを選ぶのも自由です。
未来の貴方が今の貴方の行動を変える?
一年後の貴方が競売を無事に乗り越えて平穏な毎日を送っているとすれば、それを現実にするためには今現在の貴方が過去のことを思い出して愚痴を言うのをやめて、未来に向かって歩みださなくてはいけませんね?
それには目線は未来に向けなくてはいけないのです。
過去の事は学ぶために存在すると理解して過去から学んで素敵な未来に向かって歩んでいきたいものです。
私自身の体験から
私自身が自分の経営していたIT関連の会社で失敗したり、今でも愚痴を言いたくなるような裏切り行為とか経験しています。
しかし今にして思えば経験を積むことで今の私が平穏無事に毎日を過ごしているという事で、過去を振り返って愚痴るような事は1回もなかったような気もするのです。
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