市原市・木更津市・袖ヶ浦市・茂原市一部地域の任意売却について
2019年台風19号等の水害被害地域とその周辺
この原稿を書いている2020年2月現在で新型コロナウイルスの出現で先が見えない非常に暗い状況になっており、東京オリンピック開催も危ぶまれているような感じなのですが、不動産の方でもまだ昨年(2019年)の台風19号等の水害の影響が残っています。
千葉県内に限って言えば水害被害の大きかった地域(市原市・木更津市・袖ヶ浦市・茂原市)では任意売却に限らず一部の地域では不動産の売却が非常に難しくなっています。
※任意売却は基本的に普通の不動産売買と同じですので
その一番の原因は火災保険を引き受けてくれる保険会社が少ないと言う事です。
やっぱり水害被害のあった地域や近くでしたら家屋に保険は入れないと安心して暮らせないですからね。
ですので治水対策が進むとかしない限り、気候も狂暴になっているようですのですぐには改善しないと思います。
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田舎(農村)の災害への対応力
私の住む地域(千葉県東金市)でも記録的な大雨が降りまして市街地や隣の地域では床下浸水まであったそうですが、私の住居は大丈夫でしたがその理由は地域の力でした。
住民の約半分が農業従事者という地域ですが、記録的な大雨が降った夜には農家の方々が徹夜でポンプを回して河川に排水をしてくれたおかげで一軒の浸水被害も出なかったのです。
そんなわけで古くからの農家が主体の集落の良さに気が付いたところです。
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タワーマンションは新型コロナウイルスと水害でダブルパンチ
水害といえば高級マンション(タワーマンション)の地下部分の水没による被害はまだ完全に復旧していませんが、更に追い打ちをかける事態が発生してしまいましたね。
それはご存じのとおりの新型コロナウイルスで気密性の高い建物で不特定多数の人が乗り合わせるエレベーターの存在など戸建て住宅よりも感染するリスクが高いと感じる人も少なくないのではないでしょうか?
そんな状況ですので購入希望者にとっては値下がりの朗報になると思いますが、競売になった不動産を出来るだけ高値で売却して借金を帳消しにしようと考えている人にとっては、厳しい時代なのかもしれません。
ですので今まで以上に債権者の方たちとの交渉が重要になってきますので、頑張って取り組もうと思うのです。
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