ブラックリストとは
ブラックリストは俗称に過ぎない
クレジットカードやローンの支払いなどに滞りが発生いたしますと、ブラックリストの載ってしまうと言われていますが、その実態についてはあまり知られていないようですが実際の所はどうなっているのでしょうか?
どこかの部屋の中に黒い表紙のリストが有って、そこにリストが書いてあるのでしょうか?
果たしてその実態は?って感じが今回のコラムのテーマなのであります。
まず正式にはブラックリストなる言葉は俗称のようなものでありまして、金融機関系の個人信用情報機関に事故情報の履歴が記載されているって事になります。
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ブラックリスト入りするとどんな制約を受ける?
たぶん、一番気になるのはブラックリスト入りになると、どんな制約を受けてどうなっちゃうの?って事だと思いますのでまずはそこから書き始めようと思います。
調べてみますとまずは職業に関する制約と言いますか以下の職業に関しましてはブラックリストに入りますと就業する事が出来なくなります。
・会社の役員
・士業(弁護士や司法書士、土地家屋調査士など)
・第三者の財産に関与する仕事(例、保険勧誘、証券社外務員、質屋など)
これらに該当しない場合はブラックリスト入りになっても職業上の制約を受ける事はないのです。
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メリットと考えるブラックリスト入り
ブラックリストに入ってしまいますと、クレジットカードを作ったり、ローンを組んだり、保証人になったりすることはできなくなりますが、これはメリットとして考えても良いのではないでしょうか?
なまじっか、新たに借り入れができるから、その場しのぎで借金を増やして多重債務に陥ってしまう事が、最大の問題点なのでありますから、ブラックリスト入りする事によって、強制的に新たに借金をする事が出来なくなるわけですから、そこで返済して解決に向かっていくなり、特定調停を利用するなり、個人再生手続きをするなり、最後の手段で自己破産するなしして、反転攻勢と言いますか、自分の債務に解消に向けて頑張る良い機会だととらえるのが良いのではないでしょうか?
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ブラックリストについて私の私見
社会人であれば多くの方がブラックリストって言葉は聞いたことがあると思いますし、おぼろげながら意味を知っていると思いますが、どーしてもネガティブなイメージと言いますか、信用情報に傷がついて、社会的な信用を失って、社会から脱落者の烙印を押されてしまうイメージが強いのではないでしょうか?
確かに、そーいった一面や社会的なブラックリストに対するイメージもその通りだと思いますが、実は日本中には大量のブラックリスト入りした人が存在していますし、今の日本を覆い尽くす、不況と物価高では今後も加速がついて多重債務者が増えてブラックリスト入りする人も増加して、近い将来には社会人の何十人に一人はブラックリストに入っている人になってしまうと思います。
ただ、考え方としてはブラックリスト入りを最後に踏み留まる土俵際のようにとらえて、そこから新たな債務解消に向けての取り組みのスタートラインからスタートするって前向きに考える事が重要ではないかと考えるのであります。
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ブラックリストより気をつけたいブラック企業
金融業者の中にはブラックリストに入っていても、お金貸しますなんて業者が堂々と営業していたりしますが、そんなものに手を出したら一体どうなってしまうのかって事は考えなくても分かりますよね?
この文章を読んでいる人の中には、ブラックリストに入ってしまったとか、ブラックリストになりそうだって人もいらっしゃるかとは思いますが、多重債務者を増やさないための、歯止めのために存在していると思ってください。
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