マイホーム返上・競売・差し押さえ

報道によりますと、個人向けの住宅(土地付き一戸建て及び分譲マンション)におきまして、住宅ローンの支払い不能が原因で、差し押さえ競売になってしまう件数が、ジワリどころか倍増しているとの事で有りまして、専門家に言わせますと今は未だ序の口でやがて、大関じゃなかった更に住宅ローンが途中で支払えなくなる人が増加して、住まいを失う人が急増して大変な事になる可能性が結構有るとの事ですね。

まぁ今月(2009年6月)のニュースでは大企業は景気の底を打って回復の手応えを感じているって調査結果が出ていたと思いますけど、そりゃあれだけ非正規雇用の社員を中心に人材を減らしてボーナスをカットしたり、不採算部門の廃止とか昇給の停止とか場合によっては賃金カットだとか、労働者に結構な負担を強要したんですから、業績回復しないほうがおかしいですし、中小零細企業にもなりますとまぁ業績回復したところは過半数に満たないと思いますから、やっぱりボーナス払いとかを併用していますと、結構住宅ローンの支払い継続が厳しい家庭が増えて来るのでは無いでしょうかね?

でね、自宅を手放して売却した代金で借金が帳消しになってしまってゼロからまた頑張りましょうって事になるのでしたら、それほど大きな問題でもなく、運が悪かったねって事で済ませる事が出来るのですけど、購入する時はあんなに高かった住宅がいざ売却しようとすると半額以下、何て事も全然珍しく無いですし、なにせ住宅ローンってやつは全体の返済期間にもよりますけど、例えば25年ローンなどですと最初の5年間くらいは返しても返しても返済したお金の大部分は利息に充当されて、肝心の元金は殆ど減っていないって悲しい現実がありますからね。

それに悲しい現実ついでに書きますと、最近多くの人が利用している保証協会ってやつですけど、はっきり言って住宅ローンを借りる利用者にとってあんなに無意味なものは無いので有りまして、保証料を支払ったからと言ってもローンの支払いがストップしても別に住宅ローンを組んでいる個人に何かしてくれるわけではなく、支払い不能になった住宅ローンの残債を銀行に支払ったら、しっかり個人からは返済させようと致しますので、何とために保証料を支払っているのだかよく分からないのですよね。

同様に担保として物件を設定した時の担保価値ってやつも全く無意味で、価値の下落はすべて個人負担の形になるのでありまして、どうにも不況の影響は一番弱い個人の所にやってきてしまうのですよね。