賃上げ交渉とストライキと合法化とワーキングプア

多少は景気が良くなってきたのか大手企業を中心にベースアップの話題が出ていますが反面、パート労働者などの非正規社員の賃金は据え置かれたままだとか正社員の賃金アップの原資が非正規社員の賃金抑制につながっているなどの声が有ります。

でですね年を追う毎に正社員の比率が下がってきてその他の非正規社員の割合が上がってきているわけですけど、本当はね非正規社員が多数派を占めるマジョリティになってくれば発言力も大きくなってきますし、彼ら(あるいは彼女ら)が存在しないと会社の運営が不可能になってくるのですから賃上げ交渉に希望の光が見えてきてもおかしくないんですけどね?

さて最近すっかりストライキの話題を耳にしませんよね?

もしかしたら若い労働者の方の中にはストライキって何?なんて人も増えているかもしれません。

ストライキとは労働者が経営側に対して労働条件の改善などの要求を出しまして、それが受け入れられない場合には労働を放棄する形での実力行使に訴える交渉方法です。

まぁストライキが盛んだった頃は労働組合が力を持ちすぎて無茶な要求を突きつけたりして健全な経営を妨げる要因になっていた面も非常に大きいわけですけど、経営側がガラス張り経営に努力するとか労働者にとってプラス面も大きかったですし、経営者の暴走とか問題に歯止めをかける役割も有ったと思うんですよね?

例えばですね某赤字企業大手の経営者がですねパート社員には時給850円で労働を提供してもらっていて、赤字経営なのに億単位の報酬を当たり前のように受け取るなんて状況はあまりにも公正さを欠きますよね?

そーゆー経営者が経営する会社でしたら労働者はストライキを正々堂々と行うべきじゃないかと思うのですけど、そんな事をしたら雇い止めになってしまうとか不利益を受ける場合を先に考えてしまって二の足を踏んで仕舞うんでしょうね?

何と言いますか政治に対して影響力のある経団連ですとか産業競争力会議のメンバーですとか経営側の意見は政治に対して随分と発信されていますが、労働側の意見や考えはすっかり無視されているのが現状ですけど、日本の再生ですとか経済的な復活なんてものは労働者全体の底上げをしなくちゃ無理な話で、企業と一部の人間だけが潤ってその他大勢がワーキングプアみたいな状況で経済が活性化するわけは無いんですよ。

一応、私も会社を経営している人間ですけど日本社会にワーキングプアな人が大勢いるような社会よりも、総中産階級みたいな社会のほうが会社経営も全然楽ですから、そっち方面に政治の介入が必要だと思うわけですよ。

そんなわけで経営者と労働者の立場が経営側に偏りすぎた昨今ですから、ここは法整備なり致しましてストライキがやりやすい環境を作ったほうが良いような気がします。